日常をよく「みる」ことについて
電車で隣になった人が来ている服、
ふとすれ違ったカップルが持っていたおしゃれな手提げ袋。
自分たちの日常の中にはとても多くのものに溢れています。
意識しなければ通り過ぎてしまうものたちを自分たちはどのくらい見ているでしょうか?
もちろん、目立つもの、派手なもの、興味のある者には目はとまるでしょう。
でもちょっと意識を変えてみてみると、日常に溢れている一見、ありふれているものたちにもストーリーが、背景があるんじゃないかと思います。
あのサラリーマンがつけている時計は新卒入社の時に両親からもらった、
大切な大切な時計だったりとか、
居酒屋で働ていている若い女性も、昼は歌手になる夢をもってマイクを握っていたりとか、
さっと、通り過ぎた古い家は昔々、大富豪が住んでいて毎晩のように宴会が開かれていたかもしれません。
本当にそうである可能性はとても低いけど、
こんなこと想像しているだけで日常の風景がとても楽しく見えてきませんか?
どんなものにも人にも周りの風景にも過去があってストーリーがあると思います。
そしてストーリーは日常のいたるところに溢れています。
なんだか幸せな世界ですね~