シャンシャンの森

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成長ための基本の「き」経験学習入門 感想

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https://g.co/kgs/B5tVqR

はじめに今回のこの記事は1-3年目くらいの若手社会人の方に読んでほしいです。

 

自分もまだインターンという肩書きながら

日々仕事をして先輩たちの姿を見ながら「早く成長したい」とか「一人前になりたい」と感じています。

焦りは禁物ですが、やっぱり早く成長して価値を与えられる人になりたいので、

「そもそも成長ってなんだろう」

「成長するためにはどうしたらいいんだろう」

ということを吸収したく、この本を手に取りました。

結論、めっちゃよかったです。

これから本のあらすじから良かったところまで紹介していこうと思います。

 

成長には2種類ある

そもそも成長ってなんだろうって考えていましたが、この本では成長は2種類あるといっています。

 

1つ目が能力的成長

2つ目が精神的成長

 

なるほど。すっきり整理されました。

単語の通りで今もわかると思いますが、  

 
能力的成長

シンプルにいうと1つ目の能力的成長は仕事をする力が向上するということですね。

より良い提案ができたり、

より良い戦略が立てられたり

より早く作業が終わったり

 

より良い仕事ができるようになることが

能力的成長と言えそうです。

 
精神的成長

2つ目の精神的成長は

人間としての器が大きくなるということですね。

自分だけではなく相手のためを思いやった発言ができたり、

友人や大事な人との約束をしっかり守ったり、

そんな感じでしょうか。

 

個人的には能力的成長と精神的成長どちらも相互に関わりあったいて、どちらも大事だと思いますが、

 

友達として一生付き合いたいのは精神的な成長をしている人だと感じます。

自分もそうならねば。

 

どうやったら成長できるの?

 

さて成長という言葉の意味がなんとなくわかったところで

どうやったら成長できるのかを見ていきましょう

成長には3つのポイントとそれを支える2つの土台があると著者は語っています。

 

3つのポイント

 

ストレッチ

ストレッチとは今の自分にとったら少し困難な課題に取り組むこと。

つまりちょっと大変なことに挑戦することですね。

例えば、新規事業の立ち上げであったり

海外での修羅場経験がそれに相当するかと思います。その他にもどのくらいの課題がストレッチなのかは人によって全く違いますが、

「ちょっと難しい課題に挑戦する」ということです。

 

リフレクション

次にそれらの経験振り返る、内省するということが重要になってきます。

せっかくの経験も振り返って、次に活かさなければ意味がありません。

難し課題に挑戦しながら常に内省して「もっといい方法はないか?」とか「こうしたらうまくいくんじゃないか?」とか仮説を立てて検証して改善して、また行動する。いわゆるPDCAを回しながら難しい課題に挑戦することが重要ということです。

 

エンジョイメント

最後のポイントとしてあげられているのが

それを「楽しむこと」が大切です。

忍耐力を持って、目の前のことに腰を据えて取り組むことは重要ですが、楽しくなければ続きません。

本当に一流の人は一見、地味に見える作業の中に楽しみを見出して続けているのですね。

なんだかんだ外から華やかな人生に見える人生の中にあるは地道な努力の繰り返しだと思います。その中でどのくらい「楽しみ」を見出せるかが鍵になってきそうです。

 

 

2つの土台

上のポイントになる行動を支えるものがら2つあります。

それは思いと繋がりです。それぞれ見ていきましょう

 

思い

自分のための思いである信念と

他人のための思いである他者貢献の気持ち

これらの思いを持っていることが重要です。

個人的に読んでいて思ったのは、元々こういった気持ちを持っている人もいるし、持ってない人もいると思うんです。

自分は明らかに後者であまり周りのすごい人たちに比べて思いが強くなかったけど、今はそんな思いも日々一生懸命生きることで育てられると思うし、育てていきたいとも思います。

 

ま、自分も他人も色んな意味で大事にしましょうということですね。

 

つながり

もう1つは信頼できる人とのつながりも大事です。困った時に相談ができたり、常日頃から多種多様で率直なフィードバックをくれる仲間がいると成長速度が加速します。

 

そんな信頼できる仲間を1人でも持っていることが重要です。

 

あとは純粋に友達といる時間が豊かなことは、

人生の豊かさにつながってくるとも思うので、

たくさんの豊かな友達を持っていたいですね。

 

まとめ

成長したいって学生や若手社会人の方は多いと思うけれど、

どういう方向で成長したいとか、

どうやったら成長できるのかとかを

考える機会ってあんまりないと思うのでこの本がきっかけになったら嬉しいです。