村のおじさんが教えてくれた「生き方」について
山奥の村に行ってきました!!!いえーーい!
こんにちは。今週末に石川県のある村にワークキャンプで行ってきました。そこに住んでいるおじさんとの出会いやが話の中でたくさんのことを感じて、生き方や今の生活について考え直すきっかけにもなったので記事として残しておこうと思い書いています。少しまじめな話かつ想いもこめて書いてるので何か漠然と悩んでいたり、生き方とかについて考えてたりしてる人に読んでもらえたら嬉しいなと思います。
アウトラインだけだと何の話かわかりませんが、こんな感じのアウトラインで書いていきます~
- 根っこのしっかりした木は強い
- まいた種からしか実はならない
- 寒暖差の大きい環境で育つ作物
- 人のつながりについて
- 命に近い環境
- 最後に
根っこのしっかりした気は強い
農作業をしているときに椿の木が生えていて「めっちゃきれい!」と思っておじさんに話しかけたらおっちゃんが「この椿の木は丈は小さいけどぎっしり根が張っとるんよ。けどあっちにある大きな木は人が植えた木やから根っこが直径で3mくらいしかないんよ。土砂崩れになったらすぐ倒れるよ笑がはは」みたいなことを言っていて、この時に人にも同じことが言えそうだなと
人間的な基礎がしっかりしている人はそっとやちょっとじゃへこたれたりしないけど、見栄えだけよくて基礎がない人は困難にぶちあったときにぐしゃってなってしまうなと。(もちろん見栄えもよかったらめっちゃナイスだけど笑)
だからこそ20代は日々真剣に生きてそこの基礎の部分を作っていきたいなーと自分自身も感じました(もっと早くきづけばよかった。。笑)
まいた種からしか実はならない
これも上の根っこの話と似ているところがあるんだけど、農作業中にまたまたおじさんが「こうやってな、小石をとって、畑をしっかり耕して、種をまいた分しか作物はできんのよ」
すごく当たり前の話なんだけど、本当にその通りだなと。「ちゃんと時間を費やして努力をした分しか実りある成果であったり満足した結果は得られない」作物でいうと雨だったり虫だったりでその努力が実らないこともあるけど、まず種をまかないことには始まらないなと。自分でまいた種以上のものを欲しがるのは傲慢だし誠実じゃないなーと思いました笑今のうちにたくさん種まいて、がんばろうーーっと!
似たような話が『7つの習慣』っていう本の中にも書いてあって実体験として体験できてよかったなあと帰りのバスで思ってました笑
寒暖差の大きい環境で育つ作物について
日中の作業が終わって、おじさんたちと日本酒を飲んでいるときに、これも突然またまたまたおじさんが「寒い時も暑いときもぎゅーーーーっとしっかり耐えて育った作物がな、本当に虫にも強くてうまい野菜になるんだよ、人間も一緒や、ずーっとあったかい心地がいいとこで育ったらぼーーーーっとしてるやろ。おまえたちも気をつけな」
これめっちゃ真っ直ぐに刺さったやつ。挫折だったり失敗もその時「ぎゅーーー」っと耐えたら、必ずその人の糧になって5年後10年後に素敵な人になるための栄養分みたいななんだと!!思いました。「ぼーーーっ」とした人間にならんようにと胸に刻みつけました。。
人のつながりについて
作物とか自然の話から突然「人のつながりについて」です。笑
これは囲炉裏を囲んで農作業をしてたみんなで話してる時に家が大きいですねーって話になっておじさんが「今はみんな来てくれて楽しいけどな。いなくなったらさみしいんよ」って言っていて
終始真っ直ぐに言葉をかけてくれるおじさんのその言葉を聞いて、やっぱり人は物とかお金じゃなくて相手の存在が幸せのもとになってるんだと感じました。
命に近い環境
最後のトピックで初めておじさん以外でインスピレーション受けたやつです。
これは村でご飯を食べるときにずっと感じていたことで、村では朝に狩ってきたイノシシを食べたり、作った野菜を食べたりしててすごい命に近い環境で生活していました。
普段は都会に住んでいて、ほとんど全てが加工された形で食卓に並んでしまう環境にいるから恥ずかしながら忘れてしまうこともあるのだけど、自分人間は他の自然に生きている生物の命を頂いて生きているんだということ
だからちゃんと肉でも野菜でも何か頂く前にはちゃんと「いただきます」って言わないといけないなと感じました。
最後に
まとまりなくつらつらと自然や生き方やと色々書いてきましたが、最後にまとめです。
人は元々自然の中で自然とともに暮らしていました。それが時を経るにつれて言語や道具を扱い、村を作り、国を作り、科学技術等を発展させてきました。そしてそれらの恩恵を受け取ることで今の暮らしをしています。その暮らしを否定して「また自然に戻ろうぜ!!」みたいな感じではなく、人間がもともと自然の中で暮らしていたことを改めて自覚したうえで、何か都市での生活だったり、今の暮らしにちょっと疲れた~って感じた時に、もともと生活していた場所に戻って本来の「人間的」な暮らしを感じるのもいいかもしれないですね!